令和六年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第二十社目 千葉県香取市の光明院境内社の八幡宮に参拝しました。
詳細は分かりません。
向拝の龍。
扉脇板の下り龍。頭が下にあるのが下り龍だ とか 頭が下にあっても目線が上を向いていれば昇り龍なんだ とか色々ありますが これは正真正銘の下り龍です。
こちらは昇り龍。
でも すれ違っちゃってんだよな〜。やっぱり見合ってないと しっくり来ません。
左側脇障子は 後に劉邦の軍師となり 韓の三傑に数えられる事になる 張良。
張良はある日 知らない老人に 沓を拾えと命じられ しぶしぶ拾います。
実はその老人は黄石公という隠者。 張良に太公望の兵法書を授けます。
が その前に揚げ足取りを連発して 張良を試します。
「あげよっかな どうしよっかな〜」
雨ざらしなので だいぶ傷んでしまってます。
胴羽目は唐子と布袋尊。
何を指差しているのか分かりませんが この表情。。。良いです。
さて こちらはどなたでしょう?
髪の毛を生やしてはいますが 袈裟を纏っているので僧侶なのでしょう。ここのお寺は真言宗智山派なので ひょっとしたら開祖の空海かも知れません。
こちらの童子も何かを指差しています。
もうお手上げです。
こちらの胴羽目も。。。どなた?
背中には笈を背負っているので 旅の僧侶でしょう。 近所に住んでる車の修理工のオジサンに似ています。
月が出てます。
仏教関係はお手上げでしたが どれも表情豊かで味のある 素晴らしい彫り物でした。
刺青師・龍元
020(2024.02.25)
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