布袋尊

神社仏閣

表情豊かな彫り物 [八幡宮 光明院境内社] 千葉県

始皇帝の暗殺に失敗した張良は下邳に身を潜めていた。 ある日、橋の袂を通りかかると汚い老人が靴を橋の下に放り投げた。 「おい若いの、下りて靴を取ってこい」 張良は殴りつけようかと思ったが、相手が老人なので我慢して靴を取って来た。 「その靴をはかせろ」 張良は「すでに拾ってきてやったんだから」と考え、老人に靴を履かせた。 「5日後の早朝ここに来い」 5日後の朝、日が出てから張良が行くと、老人は既に来ていた。 「目上の人間と約束しながら遅れるとは何事だ、帰れ。また5日後早朝に来い」 5日後、張良は夜中に家を出たが、既に老人は来ていた。 「遅れるとは何事だ、帰れ。あと5日したらもう一度早く来い」 次の5日後、張良は夜中から約束の場所で待った。しばらくして老人がやって来た。 老人は張良に一編の書物を渡し 「これを読めば王者の師となれる。」 授かった書は太公望の兵法書で、張良は不思議に思いながらもこの書を繰り返し誦読したという。 後に張良は軍師として劉邦の天下統一を助け、漢の三傑と呼ばれた。
神社仏閣

二十四孝と白い唐獅子 [宇賀神社] 千葉県

鳥居をくぐり、長い参道を進むと拝殿が見えてきます。御本殿には社殿と一体化した大きな庇と格子状の透き塀が取り付けられていて遠目からは分かりませんが、幅広格子の隙間から中を覗くと、非常に味わい深い彩色彫刻を堪能する事ができます。
神社仏閣

六福神と二仙人 [五霊神社] 群馬県

かなり剥落してしまってますが、往時はさぞかし煌びやかであったであろう精緻な彩色が残る、見事な御本殿は見応え十分。一見の価値ありです。
神社仏閣

このまま朽ちて行くとしたら非常に惜しい [椿名神社] 群馬県

往時はとても煌びやかだったと思われる彩色胴羽目彫刻。色はすっかり寂れてしまってますが、それでも見事な七福神の彫り物は一見の価値有りです。
神社仏閣

関口文治郎の七福神 [津久田赤城神社] 群馬県

平成十七年に改修された、きれいな彩色の彫刻が見事な御本殿です。
神社仏閣

群馬県最古の御本殿 [上野國七ノ宮 小祝神社] 群馬県

背面の一部とはいえ、建造当初から壁面に彫刻パネルを嵌め込む例として現時点では県内最古である。当本殿は高崎市における文化財指定の神社本殿建築として最古であり、また、彫刻パネルを嵌め込む建物の年代判定の指標となる建物として貴重である。(高崎市教育委員会設置の案内板より)
福島県

烏峠最高峰に御座します [烏峠稲荷神社 其の一] 福島県

雪に覆われ所々凍結した峠道。地元の人に「車じゃ無理だよ、こないだ止まれなくて(崖から)車落っこちたんだよ」と忠告を頂いたので、20分かけて徒歩で登りました。
栃木県

味わいジワジワ [上根観音堂] 栃木県

一見、ありきたりの彫り物に見えますが、つぶさに鑑賞するとジワジワと来る、面白い彫り物がありました。
栃木県

暗がりの中の鬼面 [星宮神社] 栃木県

帰り際に念の為屋根を見上げると、そこには古より参拝者を見守り続けて来た鬼面がありました。
神社仏閣

七人の福の神 [春日神社] 埼玉県

神社に用事が無ければ通る事は無いだろう、森の中の一本道の終点に鎮座します。
神社仏閣

国宝! [歓喜院聖天堂] 埼玉県

平成二十二年に修復工事を終え、平成二十四年に国宝に指定された妻沼聖天山歓喜院聖天堂。圧巻の極彩色の彫り物には圧倒されます。