二十四孝彩色胴羽目彫刻 [天満宮] 栃木県

天満宮 栃木県
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の技術である手彫りの継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和二年三月吉日、栃木県佐野市の天満宮に参拝しました。

天満宮鳥居
天満宮拝殿

御本殿

それほど大きくはないですが、随分と高い位置にあります。

天満宮御本殿

脇障子は鶴の絵です。

天満宮御本殿

胴羽目は二十四孝から「朱壽昌 しゅじゅしょう」。幼少の頃生き別れになった母に会いたくて、50歳過ぎてから仕事も家庭も投げ打って、血でお経を書いていたら母に会えた、という話。

朱壽昌 しゅじゅしょう

背面。屋根には天満宮なのに梅鉢紋ではなく、巴紋ですね。

天満宮御本殿

胴羽目はこれも二十四孝から「王裒 おうほう」。母は生前雷を恐れる人だったが、その死後も王裒は雷が鳴ると母の墓に急いで駆け付けた、という話。

王裒 おうほう

う〜ん、雷様の顔、線で描いちゃってるものな。彫り物も決して上手いって訳じゃないけど、この彩色は彫り物を更に残念なものにしちゃってる感じ。色自体は綺麗ですけどね。


本殿西面。

天満宮御本殿

胴羽目は二十四孝の「唐夫人 とうのふじん」。歯の無い義母に乳を飲ませたという話。

唐夫人 とうふじん

これはもう、こんな目立つ場所に飾っちゃダメでしょ。国道沿いや高速道路の出入り口付近にこんな部屋を貸してくれるホテルがあったりしますな。


この神社のこれらの彫り物は目立つ所にあるし、綺麗な色で印象的だから、色々な人が記事にしていて、読むと結構面白い。

刺青師・龍元

047(2020.03.26)

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