令和四年新年寺社彫刻巡礼の旅、第四社目は栃木県那珂川町の篠尾神社です。
鳥居から少し登った所にあります。ここら辺にはお城があったそうです。
雨ざらしなので結構傷んでいます。
胴羽目は一匹龍。
脇障子は波に兎です。一部欠損してしまってます。
上を見上げると蒼い面が。
角がありませんが鬼でしょうか。吽形。
背面です。
梅と竹。松は無いです。
左面胴羽目は虎。後ろ足がちょっと変な事になってますが、そこはご愛嬌という事で。
こちら側の鬼面には一本角がありました。右側の鬼は角が折れてしまったのでしょうね。
阿形というより、これは笑ってますね。不気味な笑い。怖いです。
渋い神社でした。
刺青師・龍元
004(2022.01.10)
コメント
onijiiです。
鬼板に鬼面が多い地域ですね。
一本角の鬼面は珍しいです!
見つけた時は大喜びしました!!(笑)
虎の足の裏が彫られているのですね。
初めて見たような気がします。(笑)
周りが高くなっているので、鬼面と同じ高さで鑑賞できるのが良いですね。
左後ろ足はやけに短いし、捻れている様に見えますね。そこまでして足の裏を見せたかったという事でしょうね。