令和三年、埼玉県のとある神社に参拝しました。
拝殿と御本殿覆屋が一体化した社殿。高い位置に細長い窓があります。
残念ながら、御本殿に彫り物はありませんでした。
境内にはキャンプ場のキャビンの様な境内社が数社並んでいました。
その中の一つに彫り物がありました。多分白山神社だと思いますが、地図にそうメモしてあっただけで出典は忘れてしまったので、もしかしたら違うかも。
胴羽目は李白観瀑。元は彩色だった様ですが、すっかり剥落して白い胡粉のみ。
高欄が壊れてしまってます。
胴羽目は梅の花に人物。鶴がいませんが、梅妻鶴子の林逋で良いのでしょうか?梅なし鶴あり林逋は見た事があるけど。
脇障子は唐獅子牡丹。反対側も獅子でしたが、えらいピンボケになってしまったので割愛。
二重虹梁間中備には龍がありました。
時の流れを感じる彫り物でした。
刺青師・龍元
091(2021.07.29)
コメント
こちらは先週の土曜日に行ってきました。きれいに撮れていますね!!如意棒を使って怪しい行動している風景が思い浮かびます。鍵が掛かっていなかったので、良いのかなぁ?と思いましたが、諦めました。
こそこそやると怪しいですが、堂々とやれば怪しくないですよ!と自分に言い聞かせてます。
稀に声を掛けられる事がありますが「写真を撮ってます、彫刻すごいですよね!」と言うと「???」となる人と、「そうだね」となる人がいます。人がいたら、もちろん先に声を掛けますね。
こんな感じでダメですかね?