令和三年埼玉県美里町の雷電神社に参拝しました。
畑の様な植え込みの脇を通って、鳥居をくぐると広場があり、そこから階段を少し登った所に拝殿はありました。
創建年代不詳
御祭神 大雷神
御本殿向拝。
中備は龍。兎ノ毛通しには、、、これは牡丹でしょうか。。。
右側脇障子には巻物を広げる寒山と、
左側脇障子には箒を持った拾得がありました。ピンボケになってしまいました。
裏へ回ります。
御本殿。開口部が上の方に有ったので見下ろす感じになります。手が届かなかったので如意棒使用。脚立でもイケると思います。
正面から覗いていた時から予感はあったんです。。。胴羽目の下半分が外れてしまってます。
覆屋側面の隙間からも覗いてみましたが、これでは何が彫られているのか、皆目見当が付きません。
背面の損傷はそれ程ではありませんでした。
覆屋側面の隙間から撮った物を画面に並べてスクショしたナンチャッテ合成です。画題は李白観瀑図と思われます。
案の定、左面胴羽目もこの状態です。
これも上下でナンチャッテ合成してみました。画題は何でしょう?陶淵明?
屋根は相当傷んでいる様ですが、胴羽目はまだ粉々という訳ではないので、修復できると思います。くれぐれもビス留めみたいな素人修理でその場凌ぎをしない事を祈ります。
脇には境内社がいくつも祀られている社があり、鬼瓦がとても印象的でした。
雨から逃げて三社目。すっきり晴れて来て、河岸を変えて正解でした。
刺青師・龍元
109(2021.09.11)
コメント
こんにちは。
こちらの神社は彫刻があった喜びよりも、惨状のショックの方が大きかったです。
紙垂があり放置されてはいないように思いますが、
御本殿については完全に諦めてしまっているように思えました。
氏子のみなさんの苦労も知らずにあまり勝手なことも言えませんが、
やはり残念としか言いようがないですね。
そうですね。
たまにビス打ちで修繕してあったりする神社もありますが、それだったら現状維持の方がマシですね。
ここは放置されている訳ではない様なので、今お金を貯めているのだと信じたいですね。
onijiiです。
鬼瓦の手作り感が堪りませんね!
見とれてしまいます!!
見に行きたいです!!!(笑)
彫刻の合成写真が素晴らしいですね。
自分ならあきらめてます。
探求道道険し。(笑)
板橋の縁下力神、素晴らしかったです!
感動しました!!
ありがとうございました!!!
ねんどネンドした質感が良いですね。
是非じかに見に行ってみてください。
此処は裏からも入れます。
合成って言ってもスクリーンショットなので、画質が今ひとつなのが残念です。
とんでもないです。
こちらこそ教えて頂いてばかりで、本当にありがとうございます。
m(__)m