金龍が泳ぐ [三俣諏訪神社] 埼玉県

玉巵弾琴 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和五年十一月下旬埼玉県加須市の三俣諏訪神社に参拝しました。

諏訪神社鳥居

文和4年(1355)勧請

諏訪神社拝殿

拝殿内部。

諏訪神社拝殿内部

裏へ回ります。

諏訪神社御本殿覆屋

窓にはガラスと細目金網がはまっています。

諏訪神社御本殿

カメラを近づけると金網は気にならない位にはなります。

諏訪神社御本殿

正面扉脇には竹の彫り物。

竹

脇障子は黄金の龍。

龍

ガラスの写り込みも 寺社彫刻巡り七つ道具で対処できます。

諏訪神社御本殿

胴羽目は張果老の瓢箪から駒。

張果老 瓢箪から駒

ただ ガラスの汚れはどうにもなりません。

諏訪神社御本殿

背面胴羽目は布袋尊と恵比寿・大黒。構図から考えると 一度バラバラになってしまった物を推測で組み直した感じ。他の2面とは違って 構図にまとまりが無い様に思います。

布袋 蛭子 大黒

カメラを密着させれば ガラスの汚れはあまり目立たなくなるのですが 綱が有るのでそれも出来ません。

諏訪神社御本殿

左面胴羽目は玉巵弾琴。う〜ん この龍の色分け。。。いっそ一色の方が良かったのかも。

玉巵弾琴

この黄金の龍は いくらかマシに見えますね。

龍

とまあ 部外者が勝手な感想を言っていますが そう言うブログなのでスイマセン。

諏訪神社御本殿

古い神社を維持するのは とても大変な事だと思います。

刺青師・龍元

112(2023.12.11)

コメント

  1. 小心 より:

    二番目の彫刻はどうしてこうなっちゃったんでしょうねー。
    小槌や右向きの男性は浮いてるし(笑)。
    じわじわ来ます。画像のパーツをバラバラにして再構成
    したくなりますね。

    • こんにちは 小心さん
      そうですね〜。人物がやけに小さいのも気になりますね。もしかしたら元々の彫刻は他の2面とは違う人の作品かも知れませんね。
      彩色については、色数に制限があるにしても、もう少し絵心のある人ってのは居なかったんですかね〜。

  2. より:

    酷い彩色ですね、カテゴリーに 残念 という新カテゴリーが出来そうですね、そうならない事を願います。

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