日本の神話 [諏訪神社] 群馬県

須佐之男命 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和六年六月上旬 群馬県高崎市の諏訪神社に参拝しました。

諏訪神社鳥居

慶安四年(1651)創建

諏訪神社

御本殿です。

諏訪神社御本殿
諏訪神社御本殿

飾り窓の龍です。

龍
龍

胴羽目は応神天皇誕生。

応神天皇誕生

『朝鮮出兵の神託を受けた神功皇后は 崩御した仲哀天皇の子供を宿していた。お腹に石を巻いて出産を遅らせ 龍宮より授かった宝珠で三韓を征討。凱旋帰国した神功皇后は無事に応神天皇を出産した』というお話。

神功皇后

珍しく美形の神功皇后です。

神功皇后

神功皇后の補佐をする 忠臣・武内宿禰

武内宿禰
武内宿禰

背面は胴羽目二点で天岩戸あまのいわとです。

諏訪神社御本殿

『須佐之男命の乱暴狼藉に腹を立てた天照大神が岩戸に隠れてしまったので世界が闇となった。神々は協議した。天児屋命が祝詞を唱え 天宇受売命が踊ると神々は笑った。天照大神は訝しんで岩戸の扉を少し開けた。

天岩戸

隠れていた天手力男神が岩戸をこじ開け 天照大神の手を取って岩戸の外へ引きずり出した』というお話。

天岩戸

記紀ではここに居なかった筈の 猿田彦神さるたひこかみ

猿田彦神

岩戸を信州の戸隠山まで放り投げたという 手力男命たぢからおのみこと

手力男命

岩戸の前で踊り狂う天宇受売命あめのうずめのみこと

天宇受売命

天宇受売命はやはりオカメ顔が良いです。

天宇受売命

天照大神あまてらすおおかみ

天照大神

鼓笛隊です。

鼓笛隊
鼓笛隊

左面に廻ります。

諏訪神社御本殿

胴羽目は須佐之男命八岐大蛇退治すさのおのみことやまたのおろちたいじ

須佐之男命八岐大蛇退治

『須佐之男命が
お前たちはなぜ泣いているのか
と尋ねると老夫は
私の娘は八人いましたが 身一つに頭が八つ 尾が八つある八岐大蛇(やまたのおろち)が毎年一人ずつ食べ 今日は最後の娘が食べられてしまうのです
と答えた。

櫛名田比売

須佐之男命が酒を八つの瓶に満たして待っていると 八岐大蛇がやって来て 酒に頭を突っ込んで飲み干してしまった。

須佐之男命八岐大蛇退治

大蛇が泥酔している隙に 須佐之男命は十拳剣とつかのつるぎで切り刻んで退治した』

須佐之男命

というお話。

須佐之男命

通常 八岐大蛇は単頭の龍で表現される事がほとんどですね。

須佐之男命八岐大蛇退治

脇障子は背面から見る構図で 獅子の子落としと獅子の親子でした。

諏訪神社御本殿

緻密で見応えのある彫り物でした。

刺青師・龍元

064(2024.07.25)

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