令和二年八月吉日、埼玉県狭山市の広瀬神社に参拝しました。
鳥居の先で細い道路が参道を横切っていて、その道路の手前が神社の駐車場になっています。
境内には古いケヤキの木がありました。崩落の危険があるので周りは立ち入り禁止。迂回して参道を進みます。
広瀬神社拝殿。
参拝後、隅にある境内社の一つ、お目当ての杉森稲荷神社へ。
御祭神 保食命 猿田彦命 大宮廼売命
向拝の龍。悲しい事に前足が二本とも失われています。後ろ足も爪が一本しか残っていません。
右面の胴羽目は菊慈童。
帝の枕を跨いで島流しになり、かの地で菊の露を飲んで仙人になりました。
その下の腰羽目には亀と唐子がありました。
脇障子は琴高仙人。
背面には彫り物はありませんでした。
左側の脇障子は盧敖仙人。黄安仙人と同一視されますが、元々は別人です。区別は良く分からないので、亀に乗っているのを盧敖、見ているのを黄安、と勝手に区別しています。あくまでも勝手にです。
左面の胴羽目は陳楠仙人。幟旗が邪魔ですが、隣には同じく境内社の八幡様が鎮座しているので、真横から見る事は出来ません。
なので、後ろ側からも撮ってみました。アレレ?前から見ると、頰がこけたハードボイルドな印象だったのに、後ろから見ると、割りかし冗談が通じそうなオジさんって感じです。角度によって印象が変わるのは浮き彫りならでは楽しさですね。手首とツボは欠損。
腰羽目には唐子の獅子舞がありました。
素晴らしい彫り物でした。
刺青師・龍元
188(2020.09.05)
コメント
onijiiです。
昨日は佐野市の山間部に遠征しました。
48打数6安打、4ホームランの大漁でした。
(内4ヶ所は教わった所です。笑)
駒形神社の鬼面確認しました。
ありがとうございます。
氷室山神社奥の院は遠慮しました。(笑)
もう一度行くと、栃木県の南側半分にある
寺社全てを制覇できます。(笑)
おお!そうですか、大漁 何よりです。
ボーズは辛いですからね。
栃木県制覇を目指して頑張ってください。