令和六年一月中旬 埼玉県秩父市の常泉寺に参詣しました。
ここのお目当ては境内にある観音堂。でも胴羽目の様な大きな彫り物はありません。
明治三年(1870)に神仏分離で 秩父神社境内の薬師堂をこちらに移築したそうです。
兎ノ毛通の鳳凰。
唐破風下の孔雀が見事です。
牡丹の花びらも非常に繊細に彫られています。
向拝の龍です。
海老虹梁の龍です。
ここへは龍を見に来ました。
見覚えのある龍です。
彫師は飯田和泉との事。
飯田家は代々飯田和泉守と名乗ったらしいです。
こちら↓は近所の三峯神社手水舎の 飯田岩次郎彫の龍です。そっくりだと思います。私が思うだけです。
中備の裏には銘がありましたが 聞いた事無い名前ばかり。上に「セ ハ 人」とあるので これは世話人の人達の銘なのでしょう。
木鼻の獅子も見事でした。
鳳凰頭。
応龍。
飛龍とも言います。
素晴らしい彫り物でした。
刺青師・龍元
031(2024.03.28)
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