令和五年七月上旬 栃木県さくら市の天満宮に参拝しました。
御祭神 菅原道真公
社殿の中には 表からは思いもよらない様な 立派な御本殿が鎮座していました。
胴羽目には なんか随分とリラックスした青年が彫られています。
薪と瓢箪があるので これは山で酒の湧く泉を発見して老父に飲ませたら若返ったという孝子伝説 養老の滝だと思います。
〜追記(2023.09.07)橘守国の絵本古事談に元絵を見つけました。
追記終わり〜
横窓ははめ殺しの曇りガラスなので 側面はスマホと自撮り棒を使いました。
左脇障子は鷹。
木鼻の象と獅子です。
向拝の龍。
僅かに彩色の跡が残っています。
正面。
正面扉脇板は定番の鯉の滝登り。
反対側も鯉の滝登り。
木鼻の獅子です。
右側脇障子の鷹。
右側に廻ります。
胴羽目は梅と鶴をこよなく愛した 梅妻鶴子の林和靖。
斗栱間や妻壁などにも びっしりと彫り物が施されています。
横窓は残念でしたが なんとか見る事ができたので良しとします。出来れば背面も確認したかったです。
見事な御本殿でした。
刺青師・龍元
077(2023.07.25)
コメント
横窓ははめ殺しの曇りガラス 開放部は正面の格子だけですよね それなのにこんなにしっかりと撮れるなんて凄いですね 李鉄拐 のように 分身の術 を習得されたのでは、撮影技術は仙人の域に達していますね。
一言多いのですが、撮影している姿は不審者では?だと思います(笑)
錺さん おはよう御座います。
邪道だと思いましたが、実はパソコンで角度を少し修正してます。真横から撮ってる様に見えますが、実際にはかなり斜めからなんです。
今は人物の顔をすげ変えたり、人物を消して写ってないはずの背景をAIが書き込んだり、何でも出来ますね。怖い時代になりました。
撮影している姿はまさに不審者ですね。隠れ蓑かサイボーグ009の加速装置(古い)が欲しいです。