岩殿観音 正法寺 観音堂 其の一からの続きです。

堂内には入る事はできませんが、覗く事はできます。内部も千社札が凄い!

内外陣境欄間の向かって右側。画題は分かりません。これも禅画でしょうか。

中央はお馴染みの玉巵弾琴。

玉巵が一弦琴を奏でるとたちまち沢山の鳥が集まり聞き惚れると云われます。

一絃琴の音色に聞き惚れる龍。そっぽ向いてます。これだけ他の彫り物と作風が違う様な感じがしますね。

左側の欄間は額縁に半分隠れていて見えません。多分、全部見えても画題は分かりません。

天井には鳳凰の絵がありました。

迫力の龍。南崖と銘が入っています。ググると狭山市出身の高橋南崖という人がヒットしました。

右側は桐に鳳凰。

表に出て正面の破風を見ると力神さまがいました。

実はここはこの力神さまがお目当てで来たのですが、思いのほか良い彫り物に巡り合う事が出来ました。


中々貫禄があります。

背面は崖が迫っている為、見上げる形になりました。

あまり陽が当たらないのも良くなさそうです。

疫病退散 薬師如来特別開帳。しっかり拝んで来ましたよ。

今回は傍から境内に入りましたが、本来はこの仁王門が入り口。

仁王像は運慶作と言われていた様ですが、実際には江戸時代に焼失し、現在のものは文化年間(1804-14)に再建されたものと判明した様です。確かに運慶作というには無理がある造形でした。
刺青師・龍元
098-02 (2021.08.17)
コメント
onijiiです。
こちらの力神は素晴らしいですね!
一見、波の伊八の雰囲気を感じました!!
いつか必ず見に行きたいです!!!(笑)
こちらの力神は今泉不動堂、大形鹿島神社に匹敵するパワーと完成度ですね。
その内に力神特集を組みたいです。
並べると壮観でしょうね。
onijiiです。
ぜひお願いします。
それを聞いただけで、ワクワクドキドキ
してしまいます。(笑)
選抜が難しそうですが。。。
お楽しみに!