令和二年十一月、千葉県栄町の雙林寺八十八番大師堂に参拝しました。
大師堂は真言宗智山派雙林寺の境内にあって、弘法大師像を安置してあります。明治九年(1876)頃の建立と考えられています。
向拝柱に巻きつく龍は大分劣化しています。
わずかに残る彩色。
持ち送りは竹に虎です。
この大きさ。
蝙蝠
これは金鶏でしょうか。
堂羽目は僧侶と龍に乗った仏。真言宗のお寺の大師堂なので、この僧侶は空海でしょう。空海は伝説が多いのですが、東福寺の山門の時の様にぴったりと来る説話は見つかりませんでした。
左右身舎にもかつては胴羽目彫刻があった様ですが、盗まれたと案内板にありました。建ってから約150年の間には色々な事があったのでしょう。
そういえば最近、賽銭ドロボーが捕まった所とか、賽銭を盗んでいる所の動画がTVニュースで流れてました。
近頃はどこへ行っても監視カメラが設置されてるから、オレも映ってんだろうなぁ。僕は写真は撮るけど、物は盗りませんからね。
監視カメラを見つけた時には「御苦労さんです」と頭を下げております。
合掌。
刺青師・龍元
274(2020.12.01)
コメント
蝙蝠の彫刻、屋台の彫刻で見た事は有りますがお社には珍しいですね。
珍しいものは特に長く残したいですね。
大分傷んでしまってます。
ここも長い事雨ざらしだったんでしょうね。
今でも横殴りの雨が降ったら濡れてしまう様だし。
onijiiです。
地図帳に出ていなかったので未訪問です。
情報ありがとうございます。
蝙蝠目当てで行ってきます。
指ほどの大きさ!(笑)
地図に載ってませんでしたか!
ここには他に第1番と第75番の大師があるそうですよ。