赤い屋根が印象的な [八幡神社] 茨城県

八幡神社鳥居 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和二年新年寺社巡り。茨城県筑西市の八幡神社に参拝しました。

八幡神社鳥居

拝殿でお参りを済ませます。

八幡神社拝殿

由緒

創建 鎌倉時代(1185−1333)と推定
文久二年(1862)現本殿造営
御祭神 誉田別命(ほんだわけのみこと)
筑西市指定文化財(建造物)
南向き

八幡神社案内板

裏へ回ります。

八幡神社御本殿
八幡神社御本殿

向拝には中備の

向拝の龍

正面扉脇には上り下りの です。

龍
龍

本殿東面

赤い屋根の反射で建物が桃色掛かって見えます。

八幡神社御本殿東面

胴羽目は唐子の書?なのかな?案内板には西面彫刻と外側彫刻(どこ?)の説明しかありませんでした。

唐子の書?

脇障子は獅子の滝行です。

獅子の滝行

本殿背面

八幡神社御本殿背面

胴羽目は養老の滝。案内板には「外側彫刻に聖賢の彫刻」とありましたが、きっとこれの事なのだと推察します。

養老の滝

胴羽目の左隅には丸に三つ目紋の下に土谷佃蔵と彫られていましたが、彫師の銘なのかな?寄進者かな?左右の胴羽目には紋だけでした。

銘

本殿西面

八幡神社御本殿西面

こちらは案内板にある様に二十四孝から楊香。

二十四孝 楊香

脇障子は獅子の子落とし。

獅子の子落とし

大きな彫刻は胴羽目と脇障子だけ。木鼻は一般的な 獅子 で、向拝柱にも海老虹梁にも大きな彫り物は無し。でも、この規模の本殿にはこれ位がすっきりとしていて良いかも知れません。

刺青師・龍元

012(2020.01.27)

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