長い事この仕事をしていると色々な電話をもらいます。今日も電話噺を一つ。
10年位前のある日、雑誌で広告を見かける同業の方から電話がありました。巻き舌で友好的な話し方ではありません。
同業者: こないだ~、ウチに女の子が来たんですよ〜。聞いたらオタクの紹介だって言うんですよね。それで、彫ったら後から◯◯会の人間が出てきたんですよ。コレって美人局じゃないスか~‼︎
私: ハ? チョット意味が分かんないんですが。紹介も何も、私はあなたの事を存じ上げないんですがね。人違いじゃないですか?
同業者: その子がオタクから紹介されたって言ってんだよ!
私: 女の子が来て、あなたが刺青を入れた訳ですよね?それで何で〇〇会の人間の話になるんです?別に出てきたって良いじゃないですか、彫師が刺青入れただけなら何も問題ないでしょう。
同業者: この野郎‼︎ こっちにだってバックがいるんだ!戦争だ~‼︎
こんな感じでまるでお話になりません。この時はそのまま電話を切りましたが、後日詫びの電話をもらいました。酔っ払ってたとの事。ナニで酔っ払ってたんだか。
刺青師・龍元
コメント