令和六年十二月上旬 埼玉県行田市の稲荷神社に参拝しました。
こじんまりとした拝殿です。
が ちゃんと御本殿覆屋があって 立派な御本殿が鎮座しています。
胴羽目は かなり深彫り。
兎ノ毛通しの鳳凰。
向拝中備は龍です。
御本殿覆屋に廻ります。
右面の胴羽目彫刻は欠損です。
背面にも胴羽目彫刻はありません。
左面です。
外れてしまった部材は紛失しない様 どこかにキチンと仕舞っておいた方が良いと思いますが まあ余計なお世話ですね。
画題は分かりません。
天秤棒で野菜か何かを担ぐ人。
赤子を抱くこの人は 一見 男かと思ってしまいますが ヒゲに見えるのは 多分蜘蛛の巣でしょう。
膝元の笠の様な物には文字が彫ってあります。
園部ではない様な?圍部?圉部とも違う? なぜ横向き? イタズラか?
ここもガラス越しの撮影には苦労しましたが 板張り完全密閉よりははるかに良いです。
今年はここで終わりです。来年は松の取れる頃に再開する予定です。
情報提供してくださった方々
画題などご教示くださった方々
楽しいコメントを寄せてくださった方々
に感謝いたします。
皆さん良いお年をお迎えください。
刺青師・龍元
101(2024.12.22)
コメント