令和五年九月中旬 新潟県新潟市の社号不明神社に参拝しました。
一見 普通の寂れた神社に見えます。
近づいてみると もの凄い個性を放っていました。
向拝中備。
これは何なんでしょう?
角やひげがある所を見ると 龍の様です。
では これは一体何でしょう? 丸太の切り口に顔を彫っただけって感じです。
これは獅子という事で良いのでしょうか?
悲しい事に鼻の取れてしまった象です(多分)。
瓦葺の屋根が重たそうです。
この厚みが分かって貰えるでしょうか。
板ではなく 丸太を彫ったのかも知れません。
画題は小野道風。
花札でお馴染みです。
蛙もいますよ。
脇障子です。 何だこれ?
何かが後ろを窺っている感じです。
オバQ(古い!)の様な口を開けて笑ってます。これも唐獅子という事で良いですか?
背面胴羽目も分厚いです。
これは。。。
大蛸退治か大王烏賊退治かと思いましたが。。。
よく見ると司馬温公瓶割でした。
石を持つ司馬光。
司馬光の友だち。
頭貫の上には 松の木と魚?の彫り物がありました。
どの胴羽目も身舎に対して高さが足りません。どこかからの流用なのでしょうか?
左側の脇障子も極厚ですが これは一体何でしょう?
恐い顔した虎でした。
この厚み。。。
鯛を抱えた 恵比寿さん。
上から見下ろしてみました。
下から。
正面から。
ここは清水神社の境内社。
今回の新潟遠征の主目的の一つです。
刺青師・龍元
099(2023.10.27)
コメント
遠いところはアップしないで下さい、行きたくなっちゃいますよ!!
日帰りできない所は避けていましたが、ここは行く価値がありますね!!
棟方志功、円空 そっち系的な、下手だけど下手を極めて味がありますね。
なんだか引き付けられますね。
錺さん こんにちは、
この彫り物は民芸品っぽくもありますが、何より上手い下手を超越して爆発的な魅力がありますね。
これからもバンバン行きますよ。次の神社も錺さんなら絶対に行きたくなる神社です。お楽しみに。