去年の暮れに始めた騎龍雷神がついに仕上がりました!
![刺青 騎龍雷神](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/raijin011.jpg)
途中、仕事の関係で関東を3ヶ月ほど離れていたので、足掛け11ヶ月の正味8ヶ月間で完成。
![背中額彫り刺青 騎龍雷神](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/raijin012.jpg)
体格的には身長が私(175cm)と同じ位で筋肉質のF君ですが、施術中は死体の様に動かずにじっとしていたので、平均より格段に早く完成しました。
![刺青 騎龍雷神](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/raijin013.jpg)
この仕事の宿命ですが、刺青は仕上がった日がさよならの日。少し淋しい気もします。
![刺青 騎龍雷神](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/raijin014.jpg)
雷神は割と暖色系が多いですが、たっての希望で青鬼にしました。
![背中額彫り刺青 騎龍雷神](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/raijin015.jpg)
元のスケッチはラフな感じです。打ち合わせ時のメモや素描を元に描きます。
![騎龍雷神図下絵](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/12/raijindraft.jpg)
下書きは貼り絵などを使わずに手書き。体の凹凸を考慮しながら、図柄を筆で肌に直接描きます。
![刺青下書き](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/raijin016.jpg)
スジ彫りはマシン、ボカシ(色を含む)は手彫りです。
![筋彫り刺青 騎龍雷神](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/raijin017.jpg)
いろんな所で書いてますが、手彫りはマシン彫りに比べて痛みが楽です。ウィキペディアにも載っています。気になる所用時間ですが、マシンと比べて早いとは言いませんが、特別遅いという事はありません。
肌への下書き・休憩を含めて、スジ8時間ボカシ50時間、合計58時間で完成です。
刺青師・龍元