令和四年五月下旬 千葉県茂原市の天照大神に参拝しました
下駄箱のせいでしょうか 寂れ感が漂います
裏に廻ると御本殿がありました
扉脇板は昇り降りの龍です 彫り物の劣化具合を見ると 元々覆屋は無かった様ですね
他と比べて この位置の彫り物にしては 劣化が進み過ぎている様な感じがします
ちょっと変わった建物
流造りではなく 屋根の長さが前後で同じ そして真っ直ぐです
胴羽目は 地紋彫りと巴紋
脇障子は 「皇帝に位を譲ると言われて耳が穢れた」 と言って 川で耳を洗う変人 許由
背面に彫り物はありません
左側脇障子には 「許由が耳を洗った水を牛に飲ませる訳にはいかない」 許由と巣父の偏屈比べの犠牲になる 牛 「モー 水飲みたかった モー」 と巣父
胴羽目はこちらも地紋彫りに巴紋です
〜追記(2022.05.17)普通の流造は屋根の形がへの字ですが これは屋根の長さが前後で同じ。両流造というそうです 追記終わり〜
刺青師・龍元
074(2022.06.01)
コメント
onijiiです。
好みの渋い顔ですが、痛みが激しいですね。
屋根は現代風?
屋根を直した後、覆屋で囲ったような?
その可能性はありますね。廻廊や浜床と屋根の劣化具合が随分違いますね。流造りの屋根の曲線は随分手間が掛かるというのをテレビで見ました。