令和三年六月、埼玉県深谷市の岡部神社に参拝しました。
鳥居を潜って200m程進み、突き当たりを左に折れると拝殿があります。
明治十二年(1879)岡部神社と改称。
御祭神 伊邪那岐尊 伊邪那美尊
向拝の龍が渋いです。
木鼻は獅子。
御本殿覆屋にはガラス窓があり中を覗く事が出来ましたが、窓の内側に間隔の狭い格子がはまっていました。
御本殿右面。胴羽目に立て掛けてあるのは外れてしまった脇障子の様です。
鉄鉢から龍を呼び出す陳楠仙人。雨を降らせて旱魃に苦しむ人々を救ったといいます。同じ構図で呂洞賓とする資料もあります。
縁下の四隅には龍の持送り。
御本殿背面は窓から近すぎて全体像が撮れず。胴羽目も2枚に分かれてしまいました。古いMacには Photoshop が入っていて、写真の合成ができたのですが、新しいMacでは動きませんでした。 Photoshop は今サブスクになっちゃって、一番安いのでも年間12,936円。年に5、6回しか使わないのに… 何か代わりのを探さなくちゃ。。。
という訳で脳内合成をお願いします。こちら↓は左半分。逃げ惑う小鬼たち。
小鬼を踏みつける鍾馗様。
御本殿左面。
胴羽目は二十四孝から郭巨。母親を養う為に口減らしに子供を埋めようと地面を掘ったら、黄金のお釜が出てきて、神様ありがとう!という話。
脇障子は錦鶏。
胴羽目のほかは割とあっさりとした御本殿の様です。
格子の幅がもう少し広ければ言う事無しだったんですけどね。
刺青師・龍元
086(2021.07.18)
コメント
こんばんは。
背面の彫刻は鍾馗さまとい方なのですね!
全くわからずにいました。いつも本当にありがとうございます♪
私もこちらの彫刻の撮影にはかなり難儀させられましたが、
どれもよく撮れていますね~。さすがです。
もう少し見やすくしてくれればいいのになどと思ってしまいますが、
見られてよかったと思わないといけませんよね(笑)
鍾馗さまは疱瘡除けや学業の神様で、古い家の屋根の上なんかで良く見かけますね。
刺青でも割と人気のある題材なのでたまたま知ってました。
もうチョット見やすければとも思いますが、そこをアレコレ考えるのもまた楽しいですね。
でも、窓無し完全密閉は最低です。
onijiiです。
いい顔した好物の小鬼が3匹も!
ありがとうございます!!
ちゃんと脳内合成しました!!!(笑)
栃木県東部に力神があるような気がして
回ってきましたが、気のせいでした。(笑)
今度は馬頭方面を回ってきます。
この小鬼たちもonijiiさん好みだと思いました♪
気のせいですか!
それは残念です。
幸運を祈ります!