令和二年八月吉日、長野県佐久市の勝手神社に参拝しました。

由緒などは不詳です。ここのケヤキの木も大きいですね。

正面から失礼します。

脇に廻ると悔しい事に金網です。しかも透塀から遠いので、金網にカメラのレンズをくっつけて撮影という訳にはいかないし、下から覗くという事も出来ません。

向拝。水引虹梁の上には定番の龍。

妻飾り・二重虹梁間・海老虹梁・胴羽目・縁下・脇障子までびっしりと彫り物で埋め尽くされています。ん〜これは惜しい!

マニュアルフォーカスでなんとか撮ってみましたが。。。実際に目視では目を凝らしてみてもあまり良く見えません。

腰羽目は犀でした。縁下組物間琵琶板は鳥。何の鳥だかは分かりません。

背面も同じ様な感じでしたが。。。

唐獅子牡丹。

こちらは塀と覆屋が近かったので、手を伸ばして下の方から覗き込む様に撮る事が出来ました。

胴羽目の上は網を通してでないと撮れませんでしたが、網に近づけたので、いくらかマシな写りです。鶴とその上には宝袋と宝珠がありました。

その右側には隠れ笠ですね。

左面。こちらには塀に鉄条網までありました。

胴羽目は唐獅子。

その下は同じく犀とその上に鳥。

フと上を見上げると、覆屋の妻部分に四角い窓があります。カメラでズームしてみると鬼板部分に鬼面がありました。

こちらは右面。

わざわざ開口部を作るって事は、見せる事を考えてはいるんだろうな。でも、もうちょっと他に方法がないかなぁ。

こちら↓は直ぐ近所の塚原諏訪神社の鬼板。そっくりですね。

長野は金網が多いなぁ。しかも「ガラス+金網」「透塀+金網」なんて複合技で来られちゃ敵わないっス。
刺青師・龍元
180(2020.08.28)
コメント
onijiiです。
鬼面ありがとうございます。
ガードの固さはトップクラスですね!
中途半端に見えそうで見えないは、
オアズケのワンちゃん状態のよう。(笑)
ホント正にオアズケのワンちゃん状態です。うまいこと言いますね。
マニュアルフォーカスは難しいですね。鬼面は何十枚も撮りましたよ。