恒例の新年寺社巡りに行ってきました。今年は倅も彫鈴も行かないと言うのでひとり旅。なんてったって鈴右衛門は彼女出来ちゃったからな。毎年一緒に回ってたのに。。。
千葉県野田市の金寶殿本社を訪れました。
由緒
大正三年(1914)稲荷神と龍神を祀るため建立
大正十五年(1926)からよろこび教会釈迦堂として使用
平成十七年(2005)元に戻される
棟梁 立川流 佐藤里次則壮(さとうさとじのりたけ)
彫師 行徳 後藤直光
東向き
南面胴羽目
あちゃー、鉄筋みたいな棒が倒れかかってます。
乙姫。
「彫刻師 後藤直光 行徳」と銘が刻んであります。
浦島太郎。竜宮城も精密に彫られていますね。
向拝
水引虹梁上には 三条小鍛冶宗近。
北面胴羽目
董奉(とうほう)と呂洞賓(りょどうひん)かと思いましたが、袈裟を着ている様なので、羅漢かも。案内板には一六羅漢て書いてあるし。でも残りの14人は何処にいるのかな。裏側か。
追記(20.01.10)— 画題wikiというサイトによると、虎を連れてる阿羅漢は迦理迦尊者 (きやりきやそんじや) 、龍といる阿羅漢は伐闍羅弗多羅尊者 (ばじやらほつたらそんじや) だそうです —追記終わり
扉
側面と正面にぐるりと扉があって十二支が彫られていました。北面右側から。何故か戌から始まっているのは意味があるのかな。
戌・亥。
子・丑。
正面。寅・卯
辰・巳。
南面。午・未。
申・酉。
他にも蟇股などに彫り物多数。手水舎にも亀や狐などがありました。
近寄れないのが残念。裏面はどうなってんのかなぁ。
あ、ここは公園になっているのですが、久々に子供達の遊ぶ姿を見る事が出来ました。やっぱり子供達は休日には遊んでるんだな。ちょっと安心。
刺青師・龍元
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