令和四年五月中旬 千葉県山武市の六所神社に参拝しました

拝殿は修繕中です

享保六年(1721)現本殿改築
御祭神 伊奘諾尊

御本殿は三間社です

側面には2枚の胴羽目がありました

兎かと思ったら虎でした 竹なんかも随分とデフォルメされています

タケノコがあるので孟宗を探してしましました

上部にはこれといって 大きな彫り物はありません

脇障子には ほとんど丸彫りの極厚彫り物がありました

これは亀がこちらを向いているのでしょう なので黄安仙人としておきます

残念ながら 背面に彫り物は無し

左面です

麻の葉模様の地紋彫り 丸の中は雲と これは梅でしょうか

もう一つは 雲龍ですね

こちらの脇障子も極厚 梅妻鶴子の林和靖

内部も二室に分かれているそうです

御祭神は案内板には一柱しか書いてありませんでしたが 二室ずつの三間社だし 本来は六柱なのだと思います

身舎の赤と黒色は塗り直したのだと思いますが かなり密閉性の高い覆屋なので 彫り物の彩色は見た目よりも古いのかも知れません
刺青師・龍元
078(2022.06.14)
コメント
onijiiです。
胴羽目が数少ない地域なので、
見つけた時には大喜びしました。
向拝上に力神がいました。(笑)
本当ですか‼︎ 御本殿向拝ですよね。
拝殿の前で職人さんが作業をしていたので、前からは覗かなかったんですよね。気が付きませんでした。残念‼︎
実を言うと私がここに来た時、職人さん立ちションしてたんですよね。隅にトイレが有るのに。挨拶はしましたが、なんか気まずい感じで近寄り難くなって、早々に退散しました。