令和五年 新年寺社彫刻巡礼の旅二日目 茨城県常陸大宮市の立野神社に参拝しました
立派な社殿ですが 御本殿拝殿ともに特に大きな彫り物はありません
お目当ては境内社の稲荷神社
向拝の龍です
左側に回ると ナント! 胴羽目がありません!
こんな↓社殿を期待して やって来ました
傾いてしまった屋根の妻壁にはかろうじて鳳凰が残っていました
これはもう自立する事ができず 内部に鉄骨が組んであって 屋根は鉄骨に乗せてあります
右面妻壁の鳳凰
組物が崩壊してしまってますが それでも形を保っている間は大事にしようという 氏子さん達の気持ちが感じられました
形ある物はいつか廃れます
神輿蔵があったので覗いてみました
iPhoneカメラなので鮮明な写真ではありませんが 胴羽目の雷神が見えます
天狗面が立派
右面胴羽目は風神です
ここでも 前の神社に参拝に来ていた老人ホームの人たちと 行き合いました
ここは拝殿前に階段があるので引率の人達だけがお参り
お爺さんお婆さん達は駐車場から拝んでいました
いくつも神社をハシゴしてんだな〜 まだ廻るのかな〜
刺青師・龍元
012(2023.02.01)
コメント
いやぁ~いつ崩れてもおかしくない状態ですね、胴羽目もどこかで保管されていると良いですが、そうだとしてもみられる事はなさそうですね・・・。
まさに諸行無常ですね。
御本殿が残っていただけでもありがたいです。さもなければ、辺りをずっと彷徨っていた事でしょう。
onijiiです。
以前は胴羽目があったのですか?
私が参拝した時もなかったですね。
先祖代々守られてきた貴重な文化財
なのですが、残念なことです。
神輿に風神雷神の彫刻があるのですね。
情報ありがとうございます。
onijiiさん
ハイ、3年前にGoogle map に投稿された写真には山鵲らしき鳥が彫られた胴羽目が写っていました。
ここも結局全部iPhoneカメラで済ませてしまいましたが、神輿の写真は胴羽目が有ったのだから、ちゃんと撮れば良かったと後悔してます。手抜きはいけませんね。