令和元年長月吉日、千葉県印西市岩戸の宗像神社に参拝して来ました。印旛沼の北側には十三の宗像神社が集中していて、そのうちの一つです。本社は福岡県。
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由緒
創建 文化三年(1806)
御祭神
田心姫神(たごりひめのかみ)
湍津姫神(たぎつひめのかみ)
市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
南向きの神社です。
すぐ脇にはそれなりに車通りのある道路が走っているのですが、境内はひっそりと静かです。
大抵、平日に回るからなのか、私は神社で遊ぶ子供に出会った事はありません。
子供が少なくなったって事なんですかね〜。今は生まれる子供より死ぬ人の方が多い様ですから。
私が子供だった四十年前は少し下に団塊ジュニア世代がいたので、私の育った板橋区はどこの神社に行っても子供がワラワラ、それこそ唐子遊びの様に遊んでたもんですがね〜。
裏に回ると鉄格子に囲まれた本殿がありました。
本殿
左斜め前から。向拝柱には 飛龍 がなんだか可愛く留まってますね。
右斜め前から。
本殿向拝
水引虹梁上には定番の 龍。その上には宝珠とか打出の小槌の様な物が見えます。
正面扉脇板には 獅子 の滝行。
胴羽目
猿田毘古神と天宇受売命
天岩戸 天照大御神と天手力男神
脇障子
乙姫
浦島太郎
こんなに素晴らしい彫り物なのに彫師不詳なんですよね。職人は職人に徹しろという事なんですかね。
刺青師・龍元
コメント
私は土曜日に神社巡りをしていますが、土曜日でも『人』に会う事がないです、寂しいですね。
彫師不詳は残念ですね、銘を入れないのは、『作風で彫師を判断』という彫師の自信と、見る側の眼力ではないでしょうか。
私は、作風で彫師を判断できるレベルに達していないので、銘が入っていて欲しいですが。(?_?)
本当ですよね〜 どこも時間が止まってる感が半端ないです…
眼力ですか。精進あるのみです。