令和二年五月吉日、長野県小海町の本間十二社に参拝しました。
入り口はこんな感じ。知らなければ通り過ぎてしまいますね。
参考にしたサイトでは覆屋に扉は無かったのですが、見るからに新しい扉が取り付けられて錠前がついていました。
御由緒
寛永四年(1627)創建
享和元年(1801)現社殿建立
御祭神 天之御中主神以下、天神七代と地神五代を祀る
御本殿
中には社が四つ。亀甲金網には閉口しますが、一番大きい社は屋根が葺き替えられているし、ちゃんと手入れされている事が伺えます。
胴羽目は梅に鶴。ここら辺は本当に鶴が多いですね。脇障子は壊れていました。
案内板には「向拝虹梁には波に千鳥の高肉彫、海老虹梁には竜の丸彫を配す」とありましたが、それらしきものはありませんし、他の三社にも彫り物はありませんでした。
「雲わく岩頭に立つ鶴が、脇障子に刻まれた隼の舞いたつ姿をじっと見返る光景を、くりぬき彫りした立体美は見事である」案内板より
文学的素養の高い方が執筆なさったのでしょう。この神社で一番見事なのは案内板だと思います。
文面にクラクラして脇障子の隼は撮り忘れてしまいました。
〜追記 20.08.01 写真を良く確認したら鬼板部分に鬼面がありました。
追記終わり〜
刺青師・龍元
110(2020.05.27)
コメント
onijiiです。
案内文の表現は凄いですね。
でも作品は・・・。それほどでも・・・。うふふ。
本当、うふふって感じですよね。