吉祥図柄 [生首と百足と紅葉散らし] 両肩長袖額彫りが仕上がりました!

生首 手彫り刺青作品
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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ついに生首と百足と紅葉散らしが仕上がりました!

生首と百足

皆さん、生首なんてグロテスクだ!百足なんて気持ち悪い!なんて思うかも知れませんが、生首は厄除け、百足は後ろに下がらないので「前進あるのみ」って事で両方とも吉祥図柄。

生首と百足

生首と百足が吉祥図柄なんて意外ですよね。

生首

戦国武将は陣羽織や指物(背中につける旗)などに生首や百足・蜻蛉などの虫の図案を入れたりした、と言います。

生首

このお客さんはこの後背中を額彫りでカバーアップ、その後に胸割りにする予定なので、胸の部分がスムーズに繋げられる様に、太鼓の下部分を途中にしてあります。

生首と百足

前腕の内側には、より吉祥図柄らしい打ち出の小槌と軍配も入っています。写真は撮ってませんが。

生首

とにかく大きく、バーン!と迫力がある様にという注文です。

生首

恨めしそうに。。。

生首

口から百足。

生首と百足

背中も頑張ってください。

刺青師・龍元

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