激珍ではないが割と珍しい仙人たち [茗荷温泉神社] 栃木県

謝仲初 神社仏閣
プロフィール

彫師歴三十余年。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和八年九月上旬 栃木県那須塩原市の茗荷温泉神社に参拝しました。

温泉神社鳥居

鳥居をくぐり さらに登って行きます。

温泉神社

慶長三年(1598)創建
延宝二年(1674)元茗荷より現在地に遷座
文化五年(1808)再建
主祭神 大己貴命おおなむちのみこと 伊弉諾命いざなぎのみこと

温泉神社

奥にあるのが 茗荷神社の御本殿。

茗荷温泉神社御本殿
茗荷温泉神社御本殿

脇障子には竹と牡丹が彫られています。

茗荷温泉神社御本殿
茗荷温泉神社御本殿

胴羽目は 謝仲初しゃちゅうしょ仙人。

謝仲初

スネ夫の髭バージョン的な造形が印象的です。

謝仲初
謝仲初
謝仲初
謝仲初
謝仲初
謝仲初

「謝仲初は竹の枝を浮べて江を渡る仙人なり」と橘守國の絵本故事談の四にあります。

謝仲初

北斎漫画など 数々の絵手本に載っていて 江戸後期には割と知られた仙人だった様です。

謝仲初 北斎漫画より
謝仲初 北斎漫画より

が 寺社彫刻となると 覚えている限りここの他では 銚子市の都波岐神社 で見た事があるのみです。

謝仲初
銚子市都波岐神社

背面です。

茗荷温泉神社御本殿

背面胴羽目は 波に宝珠。

波に宝珠

左面です。

茗荷温泉神社御本殿

こちらの胴羽目も珍しい仙人。

本読み仙人

どなたなのか存じ上げないので 私は仮に本読み仙人と呼んでいます。

本読み仙人
本読み仙人
本読み仙人
本読み仙人
本読み仙人

このお方も割と珍しいですが 栃木市の鹿島神社 で見た事があります。

本読み仙人
栃木市鹿島神社

が こちらのお方は本を伏せた様に持っているので 違うお方かも知れません。

茗荷温泉神社御本殿

激珍という程ではないけれど 割と珍しい仙人たちでした。

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刺青師・龍元

049-01(2026.10.18)

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