千葉県

胴羽目彫刻の詳しい解説はまるで美術館の様です

御本殿胴羽目には稲作の様子を描いた農耕図が彫られていました。

ガードが非常に硬く、胴羽目は見えませんが、それでも行って良かったと思える彫り物がありました。

趣のある参道を進むと、四面を彫り物で飾られた立派な社殿がありました。

小さいお堂に見応え抜群、十六羅漢の見事な彫り物がありました。

胴羽目は定番の日本神話、脇障子には珍しい事にブーツを履いた明治の軍人が彫られていました。

内陣には十六羅漢、向拝には後藤派と思われる彫師の見事な彫り物がありました。

左右側面の胴羽目には彫り物がありました。

脇障子に精巧で素晴らしい彫り物がありました。石灯籠も見応えあり。

日本三大怨霊の一つに数えられる平将門を祀った神社です。右目を射抜かれて死んだと伝わる将門に因んだ「隻眼の姫君」の彫り物があると言われます。追記あり（20.06.26)

小松吉五郎為直作の胴羽目彫刻が素晴らしい神社です。

御本殿胴羽目には黄石公と張遼など、彫りの深い素晴らしい彫り物がありました。

御本殿を透塀で囲んだだけの小さな神社ですが、素晴らしい彫り物がありました。

後藤流後藤筑波派の後藤松五郎の子引き龍が参拝者を迎えてくれます。

弟子の彫鈴と武者絵彫刻を求めて回った今回の千葉遠征もここで終わり。胴羽目には見事な人物彫刻がありました。

今回の千葉遠征は弟子の彫鈴が一緒なので、私の知ってる侍の彫刻がある神社メインに回ってます。刺青の勉強のためもありますが、弟子に対して私がカッコつけたいっていうのも大きいです。

千葉遠征五社目は熱田神社。胴羽目三面と脇障子には日本図柄が彫られていました。

胴羽目三面には日本の神話や昔話から、脇障子には神仙から題材が取られていました。

背面胴羽目は中国故事、左右胴羽目と脇障子は日本神話から彫刻の題材が取られていました。

久々に刺青の弟子の彫鈴と一緒に千葉へ宮彫り巡りの旅に行って来ました。