日本の信仰心 [承殿神社] 茨城県

承殿神社鳥居 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

刺青師・ 龍元をフォローする

令和四年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第二十社目、茨城県高萩市の承殿神社しょうどのじんじゃに参拝しました。

承殿神社鳥居

参道は森の中へ続いています。

承殿神社参道

100段位あろうかという石段を登ります。

承殿神社参道

拝殿が見えてきました。

承殿神社参道
承殿神社拝殿

裏へ廻ると大きな屋根に守られた御本殿がありました。

承殿神社御本殿

御本殿はこの角度が一番カッコいいですね。

承殿神社御本殿

向拝。彩色が剥がれて来てますね。

承殿神社御本殿向拝

立派な腰組です。

承殿神社御本殿

胴羽目は木の葉。脇障子は牡丹でしょうか?

承殿神社御本殿胴羽目

背面です。

承殿神社御本殿

背面胴羽目も木の枝と葉ですね。何かいわれみたいな物があるのでしょうか

〜追記(2022.02.12) 木の葉は柏の葉で「子孫繁栄」の意味があると錺さんにご教示いただきました。詳しくはコメントをご覧ください。追記終わり〜

承殿神社御本殿胴羽目

右面。

承殿神社御本殿

こちらの胴羽目も枝と木の葉。脇障子は牡丹ですね。

承殿神社御本殿胴羽目
承殿神社御本殿

境内社が沢山ありました。

承殿神社境内社

その内の数社は見るも無惨に崩壊してしまっていましたが、それでも〆縄は新しくなっていました。

承殿神社境内社

これが日本人の信仰心なんだな、と思いました。

ここに来る途中にも沈下橋がありましたが、さすがにこれは歩いて渡りました。

沈下橋

歩きでもミシミシいって怖かったです。

刺青師・龍元

020(2022.02.08)

コメント

  1. onijii より:

    onijiiです。
    未開拓の地域です。
    これほど素人感たっぷりの彫物は初めて!
    是非とも行きたいです!!(笑)

    お供え物のお米や野菜などを見ると、地域
    の根強い信仰心に触れることができますね。
    また参道や境内を、何百年も掃き清め続け
    ていることを知ると感慨深いです。

    • 覆屋や参道が立派ですよね。綺麗に手入れされていて、背すじが伸びました。

      壊れた境内社も多分、転がっていたのを起こしたり上向けたりして、縄を張って、周りを掃き清めて、これからも何百年も続けていくんだろうな、と思います。

  2. より:

    胴羽目の木の葉は 柏の葉 かなぁ?と思いました。
    柏の葉は、秋に葉が枯れても春に新芽が育つまで枯葉が落ちないので
    縁起が良い(子孫繁栄)と、昔、父に聞きました。
    上から10枚目(左面)の胴羽目には、モミジの様な葉っぱも彫られていますね? 勝手な推測ですが、この面の柏の葉の色は当初は茶色だったのでは?と思いました、モミジは落葉しているのに柏葉は落ちない が画かれているのでは?と思いました。あくまでも勝手な推測です。

    • なるほど、そう言われてみれば柏餅の葉っぱの形をしていますね。柏餅をググると、まさに子孫繁栄の意味で端午の節句に食べると出て来ます。

      モミジの葉は、私は笹だと思い込んでいました。確かにモミジに見えますね。正直、あまり上手い彫り物ではなかった(ごめんなさい)ので、これ以上ちゃんと写った写真を撮ってませんでした。手間を掛ければネット越しでも写真は撮れたのに、横着して下から狙ってしまいました。反省します。

      つまらないと思う物でも、意味を知れば深いものなんですね。さすが錺さんです。有難う御座います
      m(_ _)m

タイトルとURLをコピーしました