宋代の高士にして詩人の林和靖 [我野神社] 埼玉県

林逋 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和六年一月中旬 埼玉県飯能市の我野神社に参拝しました。

我野神社鳥居

安永四年(1775)本殿建立
御祭神 天之御中主神あめのみなかぬしのかみ 建御名方神たけみなかたのかみ 日本武尊やまとたけるのみこと

我野神社

御本殿の方へ廻ります。

我野神社御本殿

立派な御本殿がありました。

我野神社御本殿

木鼻の獏が 漆喰で塗り固められていました。

獏

胴羽目は鶴。

鶴

脇障子は応龍でした。

応龍
応龍

背面です。

我野神社御本殿

胴羽目は梅妻鶴子の林和靖りんなせい

林和靖

「廬を西湖の孤山に結んで詩作に興じ一歩も湖外に出でず

童子

客あれば童子をして鶴を放たしむる。

童子

梅を愛し鶴を養ひ

林和靖

悠々たる生涯は誠に道釈人物中の好画題である。」(金井紫雲著 東洋画題綜覧より抜粋)

林和靖

庭に梅を植え 鶴を飼い「梅が妻 鶴が子」と言って笑っていた と言います。

林和靖

左面です。

我野神社御本殿

胴羽目は鶴です。

鶴

脇障子は強い日差しで こんな感じになってしまいました。

飛龍

影になっている部分が見える様にパソコンで補正すると 陽の当たった部分が こんな感じに白飛び。

飛龍

なので 上の二つを合成してみました。

飛龍

Mac 標準装備の「写真アプリ」で合成したので 良い出来ではありませんが まあ お遊びです。

カメラにも こんな時に上手く撮れる機能が付いてるんですが それは撮る時に設定しなきゃいけないんですよね。

刺青師・龍元

033(2024.04.03)

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