令和二年九月吉日、栃木県栃木市の八坂神社に参拝しました。
近所にはいくつか八坂神社がある様です。
御由緒
承平六年(936)勧請
天慶三年(940)創建という説もあり
藤原秀郷が平将門討伐の際に勧請したと伝えられ、古くから祇園牛頭天王と呼ばれたが、明治初頭の神仏分離令により社号を八坂神社と改めた
御祭神 建速須佐之男命
裏へ廻ります。
立派な御本殿です。腰組の所につっかえ棒を入れてありますね。結構傷んでるのかな。
胴羽目は唐子の漁り。
脇障子は陳楠仙人が鉢から龍を呼び出す所。日照りで困っていた所に雨を降らせたそうです。
裏側も精巧に彫られています。
背面胴羽目は高砂の翁と嫗。相生の松の精霊で、夫婦和合・長寿を象徴します。
ピンボケ。
こちらは通玄先生こと張果老の瓢箪から駒。実在の人物で、箱から白ロバを出したとか、乗らない時には畳んで仕舞っておいて水をかけるとロバになった、とかの伝説があります。まるで手品師ですな。
右面胴羽目は唐子の獅子舞。
彫り物の出来が良くて保存状態も良く、鑑賞もしやすい。蜘蛛の巣も無いし、良く手入れのされた良い御本殿でした。
刺青師・龍元
221(2020.10.10)
コメント
onijiiです。
シンプルで彫りがしっかりしてますね!
じっくり目を懲らしてしまいます!!
素晴らしいですね!!!
これから桐生市に向かいます。
ワクワクしてます。(笑)
群馬県栃木県南部、埼玉県北部は本当に良い彫り物がありますね。千葉県北部茨城県南部も趣向の違った良い彫り物がありますが、少し距離があります。長野県は鶴亀や彫りの浅い彫り物ばかりですが、鬼面の宝庫ですからonijiiさんには堪らないでしょう。
桐生市 楽しんで行って来てください。何か発見があったら教えてくださいね。