令和八年一月中旬 栃木県佐野市の熊野神社に参拝しました。
其の一からの続きです。
創建年不詳
天保十五年(1844)本殿再建
彫師 内山山城藤原吉久
御祭神 伊弉諾命 伊弉冉命
この社の1番の見どころは 何と言ってもぐるりと回された縁下の龍でしょう。

深彫りというより ほぼ丸彫りです。


龍の下は 珍しいと言われる割には頻出の海馬。炎は霊獣の証です。


龍に戻ります。

これを見ると腰組は無くてもいけるんだなと思います。強度は落ちているのかも知れませんが。。。

この龍だけ 鱗の形が違って 蛇の鱗みたいな形。

体はそのまま背面に続いています。

各面の継ぎ目は巧みに隠されていて パッと見ただけでは全く分かりません。

背面の龍が 右面から続く龍の後ろ足を咥えています。

ここで鱗の形の違いが生きてくる訳ですね。

複数の龍が絡み合う構図の場合に 鱗の形を変えるのは たまに見掛けるテクニックです。


龍の下の 応龍。

背面の龍は一匹だけ。

左面です。

二匹の龍です。

龍の下は海馬。

他にも良い彫り物がありました。

手挟みの麒麟。


唐獅子。


こんな所にも彫り物がありました。

何回でも来たくなる 素晴らしい彫り物でした。
刺青師・龍元
024-02(2026.04.18)


コメント