内山山城藤原吉久の龍 [熊野神社 再訪 其の二] 栃木県

龍 栃木県
プロフィール

彫師歴三十余年。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和八年一月中旬 栃木県佐野市の熊野神社に参拝しました。

其の一からの続きです。

創建年不詳
天保十五年(1844)本殿再建
彫師 内山山城藤原吉久
御祭神 伊弉諾命いざなぎのみこと 伊弉冉命いざなみのみこと

この社の1番の見どころは 何と言ってもぐるりと回された縁下の龍でしょう。

龍

深彫りというより ほぼ丸彫りです。

龍
龍

龍の下は 珍しいと言われる割には頻出の海馬。炎は霊獣の証です。

海馬
馬尻

龍に戻ります。

龍

これを見ると腰組は無くてもいけるんだなと思います。強度は落ちているのかも知れませんが。。。

龍

この龍だけ 鱗の形が違って 蛇の鱗みたいな形。

龍

体はそのまま背面に続いています。

龍

各面の継ぎ目は巧みに隠されていて パッと見ただけでは全く分かりません。

龍

背面の龍が 右面から続く龍の後ろ足を咥えています。

龍

ここで鱗の形の違いが生きてくる訳ですね。

龍

複数の龍が絡み合う構図の場合に 鱗の形を変えるのは たまに見掛けるテクニックです。

龍
龍

龍の下の 応龍。

応龍

背面の龍は一匹だけ。

龍

左面です。

龍

二匹の龍です。

龍

龍の下は海馬。

龍

他にも良い彫り物がありました。

鯉

手挟みの麒麟。

麒麟
麒麟

唐獅子。

唐獅子
唐獅子

こんな所にも彫り物がありました。

鳥

何回でも来たくなる 素晴らしい彫り物でした。

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刺青師・龍元

024-02(2026.04.18)

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