令和六年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第五社目 千葉県横芝光町の大宮神社に参拝しました。
大同元年(806)創建
御祭神 大国主命
御本殿には 鉄骨で組まれた大きな屋根が架かっていました。
右脇障子には虎仙人の董奉。実在した人物で 本職は医者ですが 病人からはお金を取らず 杏を植えさせたと言います。
実った杏を穀物と交換して 旅人や貧しい人たちに分け与えていましたが その杏を狙う盗人を虎が噛み殺し 董奉が仙術で生き返らせた と伝わります。
右面です。
胴羽目は 桃の様な物を手にしているので東方朔かなと思います。
この人も実在した人物で 西王母の蟠桃を食べて 仙術を身につけたとも 不老不死になったとも伝わります。
仙人風の老人と 童子たち。
寿老人か福禄寿か 何かかな と思いますが 決め手にかけますね。
左面です。
これも???です。
右胴羽目が東方朔っぽかったので こちらは西王母?かな?
机の上には書物らしき物 腰掛けているのは大きな木箱です。何か人物を表現するための物なのでしょうか?
左側脇障子は笛吹き仙人。
こちらも誰だか分かりません。
仙人は難しいですね。
刺青師・龍元
005(2024.01.16)
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