令和五年八月下旬 山梨県富士吉田市の中宿山神社に参拝しました。
案内板には御祭神は「木花開耶姫命の父神」となっていました。
大山祇神という事だと思いますが なぜそう書かないのかは分かりません。
左側脇障子は虎。なかなか痺れる造形です。
正面扉脇板の龍です。
鼻の穴が左右とも見えているので 斜めを向いている筈ですが 目は右目だけになっています。
右側も同じく片目だけ。
左右で阿吽の形になっています。
右側脇障子の虎。竹も端っこにありますが 竹の子の方が目立っています。
覆屋正面の扉は素通しでしたが 両脇は透明プラ板がはまっていて 向こう側の光が乱反射。
拝殿を兼ねた御本殿覆屋の背後には 別の建物が建っていて 背面は見えない様になっています。
おお!なんと衝撃的な胴羽目!
正面から見て薄々は感じていました。
って 実はここは去年下見に来て知っていたので その時の感想です。
見る角度によっても 印象が変わります。
これが何であるかは もはやどうでも良い気がしますが これは唐獅子牡丹です。
背面は見られないので 左側に廻ります。
木鼻なども中々良い味を醸しているのですが やはり胴羽目には敵いません。
左面胴羽目も唐獅子牡丹。
百獣の王・獅子と百華の王・牡丹の組み合わせです。
こちらは吽形。
シビれます。
案内板によると 背面にも唐獅子牡丹の彫り物がある様です。
衝撃的にヘタウマ。感動的ですらあります。
スバラシ!神社でした。
刺青師・龍元
090(2023.09.09)
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