令和三年十一月中旬、長野県小海町の松原諏訪神社下社に参拝しました。
松原湖の畔、諏方神社上社の反対側に鎮座します。
上社から湖畔を左回りに歩いて数分の所に鳥居がありました。湖畔には九つの社が鎮座しているので確かな事は言えませんが、これが諏方神社下社の鳥居でしょう。
さらに数分歩いて下社に到着。バンガローの様な造りです。
天慶二年(939)創建
向拝全体の写真は撮り忘れてしまいました。扉の上には諏方神社の神紋があります。
水引虹梁上の龍。
左側脇障子。よく見ると鶴ではありません。鷺かな?
右側脇障子。鹿に紅葉です。
裏へ廻ります。
覆屋には亀甲と超極細目の網が二重に掛けられていました。近寄ると中は見えますが、離れると超極細目網が光を反射してしまって中が見えづらくなってしまいます。
胴羽目には諏方神社の神紋、梶の葉が大きくドンと彫られていました。
御本殿の屋根の上に目を向けると出っ歯の鬼さんがこちらを見ています。
う〜ん、網が。。。
御本殿左面。
こちらも梶紋。
左面は光の当たり方の関係か、さらに見えづらいです。
普通に撮ると網にピントが合ってしまうので、マニュアルフォーカスです。
背面に彫り物はありませんでした。
刺青師・龍元
151(2021.12.01)
コメント
onijiiです。
鬼面の素人感や素朴さが堪りませんね。
素晴らしい!(笑)
国道141号線(韮崎市~上田市)は、
江戸時代には佐久甲州街道と呼ばれた
ようですね。
沿線には数多くの鬼面が分布してますね。
全国屈指だと思われます。
勝手に鬼面街道と名付けました。(笑)
141号線はのどかな感じが好きで、以前から良くドライブしていたんです。以前はこんなに彫り物が有るなんて思いもしませんでしたが。
鬼面街道、良いですね。