令和三年九月下旬、茨城県筑西市の宮山観音堂に参詣しました。
創立年不詳
享保八年(1723)現建物上棟
大工棟梁 藤田孫平次
向拝中備には馬。
案内板にもありましたが、向拝に馬があるのはかなり珍しいです。つくば市の大形鹿島神社の向拝にも神馬の彫り物がありました。
神馬というより暴れ馬ですね。何か説話があるのでしょうか。
馬に引きずられている人やのけぞっている人、躍動感のある馬。どこを見ても素晴らしいの一言です。
向拝中備裏側には梅の木がありました。梟が留まっています。
いよいよ堂内を覗いてみます。扉の格子は内側から板で塞いであって、中央の部分からのみ中が見えます。中は非常に暗く、肉眼では良く見えません。
内外陣境の扉上の欄間は、足が鳥になっているので迦陵頻伽。極楽浄土に住み、比類なき美しい声で鳴くと言われます。
右側の欄間には七福神の三人。右から布袋・弁財天・毘沙門天です。
左の欄間は七福神の四人。ピンボケですが、右から大黒天・寿老人・恵比寿天・福禄寿です。
中は本当に暗いです。私のカメラは暗い所が得意なタイプではないので、何枚も撮りましたがこれが限界でした。
それでも良く見えない物を撮れるなんて、今時のカメラは凄いです。
刺青師・龍元
123(2021.10.07)
コメント
onijiiです。
地図帳になかったので未訪問です。
ありがとうございます。
早速行ってきます。(笑)
向拝の馬は、とても珍しいですね。
この2ヶ所以外では遭遇したことないです。
未訪問なんて意外ですね。
公園の駐車場に停めましたが、特に案内板も無く、公園内を彷徨ってしまいました。
売店は混んでましたが、御堂周辺は例の如くひっそりと無人でした。