令和三年九月中旬、埼玉県吉見町の久米田神社に参拝しました。
拝殿は飾り気のない、ごくシンプルなタイプ。
中を覗くと立派な御本殿が鎮座していました。
左側脇障子には松と笹。扉脇板は梅でしょうか。
向拝中備は波に兎。破風入りには力神さまがいます。懸魚に隠れて顔が見えませんが、これが目一杯でした。
右側脇障子には梅と竹。
裏へ廻ります。
右面妻にも力神さまがいました。
胴羽目は雲龍。大胆な構図で迫力があります。
左面。
ここの力神さまは恥ずかしがり屋の様です。
こちらの面は龍の尻尾と足が一本だけ。
背面には窓が無かったのですが、節穴があったので覗いてみました。よく見えませんが、龍の胴体と足らしき物が写っていました。
また蜘蛛がいました。よく見ると綺麗な模様があります。苦手な人はスルーしてね。
刺青師・龍元
118(2021.09.29)
コメント
onijiiです。
群馬の先輩に教わり、行ってきました。
向拝の力神は見逃してました。
ありがとうございます。(笑)
保存状態がとてもいいですね。
そして大胆な構図。好みです。
背面は確認できませんでした。
節穴があったとは、節穴でした。(笑)
力神は思わぬ所にいますね。
保存を考えれば格子窓より密閉ガラス窓が良いんでしょうね。
ここの様に開け閉め出来れば鑑賞には問題無いですし。
節穴は目を皿の様にして探しました。