令和二年六月吉日、千葉県柏市の八坂神社に参拝しました。
ここも御本殿に覆屋を被せただけで、直に御本殿を拝む方式。
御由緒
創建年代不詳
明治九年(1876)現本殿建立
御祭神 須佐之男命
御本殿
新型コロナ対策なのか、鈴緒が向拝柱に引っかけてありました。近頃は鈴を外している神社もありますね。
向拝には定番の龍。私の好みの感じの龍です。
御本殿右面。
胴羽目は「張遼 張良」です。
最近は原点回帰というか、龍の彫り物に注目しています。
御本殿の裏側。
胴羽目は「唐子の獅子舞」でした。
御本殿右面。
胴羽目は「黄石公」。左右合わせて「黄石公と張良」という趣向ですね。人物一人ひとりが大きくて、より迫力があります。
他に妻飾りは「松に鷹」、脇障子には「虎」が彫られていました。
境内社
隣の覆屋の中には大山祇神を祀る「大六天」・「荒神さま」と呼ばれる境内社がありました。
こちらの龍もなかなかです。
素晴らしい彫り物でした。
刺青師・龍元
129(2020.06.20)
コメント
onijiiです。
彫りが深いですね!
素晴らしいですね!!
これほどの技量になるのに、何年位かかるのだろう?
彫るのに要した期間はどれ位なんだろう?
料金はいくら位なんだろう?
色々と考えてしまいます(笑)
一芸十年と言いますけど、修行には長い事掛かったでしょうね。
所要時間にしても、とにかく全部手作業ですからね。気が遠くなりますね。
私の印象なのどうでも良い事ですが(失笑)、千葉県で薦めの神社(彫刻)は?と聞かれたらこちらの神社を挙げると思います。下調べなしで立ち寄ったのに彫刻があったのでラッキーだった印象が大だったのかもしれませんが、彫が深くキレがあり、再訪したい神社です。夏場だったので蚊が多く&8cmくらいのでかい毛虫がたくさんいたのでそっちでも記憶に残っています。
どうでも良くありませんよ。大変参考になります。
150年近く前の彫り物なのに保存状態は上の上ですね。大きめの覆屋が、風雨から彫り物を守るのに良いのかなと思います。
蚊は天敵ですね。特に山中の蚊は痒みが強くて長引きますね。私は冬の神社が好きです。