来年の十二支が辰だからという訳では無いのですが 龍の彫り物が充実していたので 注目してみたいと思います。

向拝の龍

兎ノ毛通しの龍

向拝中備には組物を積んで 高さのある 大きい子引き龍が組み込まれています。

扉脇板の龍


向拝柱の龍



右海老虹梁の龍

龍頭

右側大虹梁上の龍


左面大虹梁上の龍


左側海老虹梁の龍

龍頭


扉脇板の龍

左向拝柱の龍


ここまで龍ばかり見てきましたが 一番注目したのは唐破風下の 鱗が四角い龍です。

四角い鱗の龍は 近くの三峯神社手水舎↓にもありました。

こちら↓は東松山市の大雷神社の社号額。

更に過去の写真を調べると 大雷神社御本殿の海老虹梁の龍↓も 四角い鱗でした。

三峯神社手水舎と 大雷神社御本殿は 飯田岩次郎彫という事が分かっている様ですが 岩次郎の龍は おでこと鼻に特徴がある様に思います。
それから 川越市の的場八幡神社御本殿向拝柱↓の龍も四角い鱗です。

こちら↓は横瀬町の中郷諏訪神社御本殿の向拝柱。

どれも ここの龍と似ている様に思いますが いかがでしょうか。
まあ 四角い鱗が岩次郎の専売特許だったという証拠も無いし 龍なんてどれも似た様な感じなんですが。。。
刺青師・龍元
116-02(2023.12.31)
コメント