日本伝統刺青 手彫り

手彫り 刺青図柄解説
刺青師・龍元 手彫り施術
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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今年の夏あたりから Traditional Japanese Tattoo Association 日本語で言えば「日本伝統刺青協会」というのを作って、アムステルダムの二代目・建尚さんと運営しています。

主な活動は、海外向けにインスタグラムやフェイスブックで日本の伝統刺青について発信する事です。

近年、日本伝統刺青が世界的に注目される中で、日本の文化を知らない、または間違って伝えられてしまっているために、ヘンテコリンな刺青を見る事が非常に良くあります。

例えば、空を飛んでしまっている不動明王とか、唐獅子に菊とか、刀を右側に差している侍だとか、着物の合わせが右前になっていたり、だとか。。。

知らない人からすれば、格好よければ、綺麗に見えればそれで良いのでしょうが、やっぱりそれでは伝統刺青ではないんですよね。

海外向けなので英語です。


https://www.instagram.com/p/B0NevDRBAYs/?utm_source=ig_web_copy_link

−手彫りとは–
使われる道具は”刺し棒”、方法は”手彫り”と呼ばれ、約400年前の江戸時代頃から行われている。
片手で肌を張り、針の束を括り付けた刺し棒を使って、もう片方の手で墨を肌に刺し込む。
刺し棒と手彫り針は彫師によってその材質・形状が異なり、詳細は各々の一門で門外不出の秘密とされている。
マシン彫りに比べて、見た目には激しく痛そうに見えるが、実際のところ、手彫りは皮膚へのダメージが少なく、痛みもマシンほどではない。
手彫りの発色は強く深く、持ちもマシンに比べて良いとされ、年月を経る毎にスムーズにさえなって行く。
もちろん、これらの事は彫師の技量にもよります。

注:完全な翻訳ではありません。


日本と言えば未だに「ハラキリ・フジヤマ・スシ・ゲイシャ」と思っている人もいる様ですから。。。さすがにハラキリはもう無いか。。。

日本文化の精神的なものも伝えられれば良いと思っています。

刺青師・龍元

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