令和六年一月中旬 埼玉県秩父市の恒持神社に参拝しました。
大同元年(806)創建
御祭神 日本武尊 恒望王 罔象女命 大山祇命
御本殿覆屋には天満天神社と姫織神社 の二つの札が掛かっていました。
案内板によると 向かって右側の社は姫織神社並びに天満天神社。左側に赤っぽく見えるのが 多分恒持神社の御本殿でしょう。
向拝中備です。
牛かと思いましたが よく見ると麒麟の様です。
すると この男の人は孔子でしょうか?
立派な胴羽目彫刻がありますが 横窓が無いので斜めから。
胴羽目は 手前から順に 天宇受売命 岩に隠れた天照大神 岩戸を地面に置いた手力男命 その向こうに猿田彦神? という感じに見えるので 天岩戸かなと思いますが 確信はありません。
脇障子は鶴仙人の費長房。
左側脇障子は鳳凰(鸞)乗り仙人の梅福。
こちら側は非常に暗く 肉眼で判別するのは困難でした。デジカメって凄い!
恒持神社の左側にも覆屋がありました。
稲荷神社と札があります。
向拝の龍です。
残念ながら稲荷神社御本殿には 見る限り胴羽目彫刻はありません。奥に見える赤い社は恒持神社の御本殿。
脇障子には女の人。
良く見ると上部に麒麟がいるので これは上元夫人でしょう。
恒持神社にはもう一つ 別棟の境内社があり そちらにも見事な彫り物があったので次回紹介します。
刺青師・龍元
030-01(2024.03.24)
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