令和三年新年巡礼二十一社目、茨城県河内町の八幡香取神社に参拝しました。
由緒書きによると、寛文八年(1668)誉田別命・経津主命の二柱を祀る、となっています。
御本殿は正面扉が少し身舎の内側に入り込んだ形。
右面胴羽目は唐草に菊。
脇障子は梅の木と竹。
背面も胴羽目は唐草に菊。
左面胴羽目。この面だけ唐草に牡丹。
脇障子は松の木と笹の葉。左右の脇障子で松竹梅になります。
松竹梅もそうですが、唐草はどこまでも伸びていく生命力、菊は長寿を表し、牡丹は百花の王という事でどれも吉祥文様ですね。
でも菊を二枚にするなら、三面とも菊にするか、三面で違う花にすれば良かったんじゃないか、なんて思っちゃいました。まあ、何か理由があったのかも知れないですけどね。
刺青師・龍元
021(2021.02.09)
コメント
onijiiです。
全て植物は珍しいですね。
何ヶ所か遭遇してます。
そのような意味があったのですか。
親しみが出ました。(笑)
親しみが出て良かったです。
彫り物の出来不出来も関係しますが、やっぱり植物系は物足りなく感じてしまいますね。