令和二年新年寺社巡り。栃木県小山市の高椅神社に参拝しました。
![高椅神社](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2831-1.jpg)
由緒
景行天皇四十一年(111)國常立尊・天鏡尊・天萬尊を勧請して創立
天武天皇十二年(684)氏祖神・磐鹿六雁命を合祀、高椅神社と尊称するに至る
主祭神
磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)
國常立尊(くにのとこたちのみこと)
天鏡尊(あめのかがみのみこと)
天萬尊(あめのよろづのみこと)
南向き
楼門
お目当ては楼門。去年の春に修復を終えたばかりの様です。ここまでやったんですね。
![高椅神社公式ウェブサイトより転載](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/b2dfc384-1.jpg)
![高椅神社楼門案内板](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2841-1.jpg)
南面
![高椅神社楼門南面](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_7664-1.jpg)
色あざやかな飛龍。
![応龍](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2843-1.jpg)
向かって右側の虹梁上。なんだこりゃ?
![麝香猫](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2839-1.jpg)
猫の様な顔ですが、獅子の様に長い毛が生えてます。どこかで見た事ある様な無い様な。。。
〜追記(2024.05.14)霊猫とか麝香猫と呼ばれるものかも知れません。 追記終わり〜
![麝香猫](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2840-1.jpg)
二階の虹梁上の彫り物は新しく彩色はされなかった様です。またいつかって事なのかな。
![梟](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2845-1.jpg)
北面
![北面](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2832-1.jpg)
唐破風兎の毛通しには化け鯉。
![化け鯉](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2833-1.jpg)
奥の太鼓羽目には隠れ蓑・隠れ笠・宝鍵などの宝尽くし。
![宝尽くし](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2834-1.jpg)
中央虹梁の上。
![](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/IMG_2835-1.jpg)
公式サイトによると、「長元二年(1029)に井戸を掘ったら大きな鯉が出たので、以来、鯉を食うこと、鯉絵のついた品物を使うことを禁じられた。鯉のぼりすら立てない風習が現存」とあります。が、ここに鯉の彫り物があります。あ、神様は良いのか。
ここの彩色は本当に綺麗ですね。職人の仕事って感じです。ここの前に行った神社の彩色は今ひとつだったけど。
刺青師・龍元
018(2020.02.02)
コメント