力神

側面胴羽目と脇障子は欠損していましたが、背面に胴羽目彫刻がありました。

暗がりの中から力神と風神雷神がこちらを見つめていました。

狛犬も半壊状態。全国の小さな神社は皆そうですが、劣化が気になる神社でした。

フシ穴の様な目を皿にして節穴を探しました。

追記あり（2021.04.01）（2023.10.11）鳥居の写真を撮っていると、私の車のナンバーを見た近所の人が「遠くからワザワザ、そんなに有名な神社なのかい？」と話しかけてきました。私は「もちろん、凄い有名ですよ！」と答えました。

保存状態の良い、彩色された御本殿があります。

なぜかオレンジ色をしている力神が見下ろしていました。

約３０年前に改築された御本殿には、古来より伝わるちょっとコミカルな彫り物が残されていました。

寺社彫刻愛好家の天敵、高い位置にあるアルミ格子＋網入りガラス窓の覆屋です。

胴羽目と脇障子には神仙から題材が取られた彫り物がありました。

民家の庭先の様なところを入って少し階段を上ると、ひっそりと佇む御本殿があります。

デジイチでは撮影が難しい御本殿覆屋です。