風雅な雰囲気の境内 [宇都宮神社] 栃木県

力神 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和二年三月吉日、栃木県佐野市の宇都宮神社に参拝しました。

一昨年の暮れにも同名の神社を参拝しましたが、ここは別の神社です。ここら辺には宇都宮神社が四社あるそうです。

宇都宮神社鳥居

参拝したのは三月だったので、これは梅ですかね。

宇都宮神社拝殿

御由緒

天文元年(1532)創立
御祭神 大己貴命(おおなむちのみこと)
南向き

御本殿

裏へ回ると透塀と屋根に守られた御本殿がありました。

宇都宮神社御本殿覆屋

東面

宇都宮神社御本殿右面

力神さまが屋根を支えていらっしゃいます。

力神

胴羽目は「郭巨 かくきょ」。貧乏で親に食べさす物が無くて、口べらしの為に赤ん坊を山に埋めに来たら、宝物がザックザク出て来たという話。

二十四孝 郭巨

今聞くとエエー⁉︎ 赤ん坊埋めるの?って思うけど、昔、飢饉の時には仕方なかったというのは聞きますね。現代に生まれて良かった。

背面

宇都宮神社御本殿背面

胴羽目は「大舜 たいしゅん」。両親に虐待され続けた(家族は舜を殺そうとしていた!)が孝行を尽くしたので、象や鳥が畑仕事を手伝ってくれたという話。

二十四孝 大舜

後に王になるのだけれど、それはたまたま偉い人の目に留まったから。私だったら逃げてます。舜は逃げられない様に精神的に支配されていたのか。

西面

宇都宮神社御本殿左面

こちらの妻にも大迫力の力神さま。

力神

胴羽目は「楊香 ようこう」。父と娘が山へ入ったら虎が出てきたので、楊香が「私を食べて父を助けて」と天に祈ったら、虎はどこかへ行ってしまったという話。

二十四孝 楊香

楊香の勇気には頭が下がるばかりですが、二十四孝の他の話に比べればマトモというか、有りえない話ではないし理解はできるので、一番好きかな。

ツッコミ所満載の二十四孝です。

彫り物は大分傷んでいましたが、入口や境内には梅や枝垂れ桜などの木が植わっていて、風雅な雰囲気の神社でした。

刺青師・龍元

057(2020.04.06)

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