令和三年四月、長野県佐久市の諏訪神社に参拝しました。
御祭神 建御名方神
海老虹梁の龍。右側に阿形が来る事が多いですが、ここは右側に吽形。
胴羽目は唐獅子牡丹、脇障子は鳥です。
ライオンっぽい獅子です。
背面胴羽目は龍が二匹。
厚めの彫りで、技術的にしっかりとした本職の仕事という感じです。
左面胴羽目も唐獅子牡丹です。
鑿痕を残した表現で、岩のゴツゴツした感じがよく出ていると思います。
海老虹梁の龍。こちらは阿形。
覆屋の鬼板には鬼面がありました。やはり佐久です。こちらは右面。阿形。
左面には吽形の鬼面。風雨に晒されてだいぶ劣化していますね。
海老虹梁の龍といい鬼面といい、いかにも信州っていう感じの神社でした。
刺青師・龍元
059(2021.04.20)
コメント
onijiiです。
佐久市はホントに鬼面が多いですね。
把握しているだけで20数ヶ所あります。
どちらの諏訪神社か教えて下さいませ。
劣化した感じが堪らないですねえ。(笑)
かなり遠いので、コロナが落ち着いたら、
泊りがけで行こうと思ってます。
軒並み回りたいです。(笑)
佐久市はシラミ潰しに結構回っているんですが、胴羽目のない神社には鬼面や力神は無い印象ですね。
古い神社には胴羽目・脇障子・鬼面がセットである事が多く、その代りに縁下には組物や彫り物が無く社殿の作りはあっさりとしています。
コロナはいつになったら落ち着くんですかね〜。
「ワクチン接種完了は来年の春になる」なんて大臣が言ってましたが。。。