令和二年四月吉日、埼玉県志木市の産財氷川神社に参拝しました。
御由緒
永享年間(1429〜1441)武蔵国一の宮氷川神社を分祀
明治十四年(1881)現本殿竣工
御祭神 須佐之男命(すさのおのみこと)
西向き
御本殿
向かって左面。
胴羽目には二十四孝から、歯が無く満足な食事ができない義母に乳を飲ませる「唐夫人」の彫り物がありました。
〜追記(2021.02.24)写真を見返していたら「彫工 政光」と銘がありました。
追記終わり〜
脇障子には「松に鷹」。緻密な彫りでしかも格好良い鷹です。難点としては向きが逆かな。
背面に彫り物はありませんでした。
向かって右面。
胴羽目には「黄石公が張良に兵法書を授ける場面」馬と龍の無いバージョン。靴と兵法書が引き換えになっちゃって、随分と簡略化されてますね。私は黄石公というとパワハラの権化だと思ってるので、この構図はちょっと物足りない様に感じます。
こちらの「松に鷹」もシブいですが、やっぱりソッポ向いてます。両側とも反転させれば、もしくは左右入れ替えれば完璧だったんですが。。。(個人の感想です)
素晴らしい彫り物でした。
刺青師・龍元
060(2020.04.08)
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