令和三年九月下旬、栃木県真岡市の別雷神社に参拝しました。
永正・大永年間(1504~20)創建
弘化四年(1847)社殿消失
嘉永期(1848~54)現社殿造営
御祭神 別雷大神
立派な御本殿です。
左側脇障子には、梅と鶴をこよなく愛する林和靖。
扉脇板は左右で登り降りの龍。見切れてしまいましたが、中備も龍です。
右側脇障子は林和靖と対になる事が多い、李白観瀑。暗くてピントが大甘になってしまいました。
裏へ廻ります。
なんと、窓には波板が!
普通に撮るとこんな感じですが、僕には奥義があるので動じません、、、が、しかし!
なんと!波板の向こうには、さらに波板の張られた窓がありました。良く見ると、覆屋の右側には物置小屋が増設されていたのです。
右面は諦めて背面に廻ると、こちらにも波板が張られていましたが、奥義を使って御本殿を拝む事ができました。
胴羽目は鳳凰です。
左面。
あまり画像がよろしくありませんが、胴羽目は龍。
海老虹梁は鳥の様です。
脇障子・扉脇板と胴羽目は彫師が違う様な感じがします。
たまに、波板があるのにどうやって撮っているのか、と質問されたりします。最終奥義なんて言ってますが、単にスマホで撮ってるだけです。他には波板をキレイに拭く事ですね。ここの波板は透明度が高く、元々汚れていなかったので、割とキレイに撮れました。
刺青師・龍元
144(2021.11.19)
コメント
onijiiです。
波板は肉眼ではよく見えませんね。
自分は退散しました。(笑)
探求道を極めつつありますね!
どうやって撮っているのだろうと、
いつも感心しています!!
今のスマホはカメラがメチャクチャ良いみたいですね。私は未だにiPhone8を使っていますが、いい加減iPhone13に買い換えようか迷っています。でも、私のデジイチが二台買える様な値段に躊躇してます。