令和四年五月中旬 群馬県甘楽町の赤城神社に参拝しました
![赤城神社鳥居](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2593-1.jpeg)
此処のお目当ては境内社の水天宮琴平宮です
![水天宮琴平宮](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2584-1.jpeg)
![水天宮琴平宮御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2585-1.jpeg)
中備の龍
![向拝の龍](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5945-1.jpg)
小さいながら丁寧な彫りです
![向拝の龍](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5947-1.jpg)
![水天宮琴平宮御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2590-1.jpeg)
胴羽目彫刻も立派な物です
![黄初平](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5920-2-1.jpg)
どうやら杖仙人の杖が折れてしまった様です
![黄初平](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5926-1.jpg)
その下には山羊らしき生き物がいるので これは黄初平だと思います
![山羊](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5920-1.jpg)
黄初平は15才の時 羊飼いをしていて 1人の道士に連れて行かれたまま行方知れずになっていたが 兄が40年後に探し当てた
兄が「山羊はどうしたのだ?」と尋ねると 初平は白い石を1万頭の山羊に変じる術を見せた
という仙人です
兄にとって 40年ぶりに再会した弟より 山羊が大事
![黄初平](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5932-1.jpg)
左面胴羽目も杖仙人です
![水天宮琴平宮御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_2591-1.jpeg)
名前は李鉄拐 八仙の1人に数えられ 幽体離脱の術を使います
![李鉄拐](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5938-1.jpg)
ある日 鉄拐は友人に逢いに行く事になり「魂の抜けた身体を見守り 七日経っても帰って来なければ身体を焼く様に」と弟子に言いつけて 魂だけ出掛けます
![鉄拐先生](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5940-1.jpg)
弟子は母の危篤の知らせを受けて居ても立っても居られなくなり 六日目なのに身体を焼いて母の元へ行ってしまいました
![李鉄拐](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5942-1.jpg)
帰って来た李鉄拐は仕方無しに 近くに転がっていた 足が不自由だった物乞いの死体に乗り移って蘇ります
![李鉄拐](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2022/06/IMG_5943-1.jpg)
少し マヌケが過ぎるのでは? と思います
他にも背面胴羽目や浜床下などにも彫り物がありました
寺社彫刻巡り七つ道具を使えば もうちょっと良い写真が撮れましたが この日はどうも気力がありませんでした
そんな日は無理せず 帰ります
刺青師・龍元
083(2022.06.26)
コメント
上部解放型、このタイプは胴羽目彫刻撮影には、気力が必要ですね、十分素晴らしい写真が撮れていますが、撮影風景を想像したら、すいません笑ってしまいました、通穂レベルの挙動だったのではないでしょうか(笑)
まず声を掛けてくれれば良いですが、いきなり通報はキビシイですね。
背伸びをして手を伸ばすとなんとか届く高さでした。僕のカメラは液晶画面の向きを自在に変えられるので、カメラの真下からでも構図を確認できます。
ずっとバレリーナみたいな格好だったので疲れました。
onijiiです。
粗いタッチの好みの彫刻。
鑿跡が堪りませんね。
通報されないようくれぐれも
ご注意下さいませ。(笑)
民家が近い所は要注意ですね。でも通報されても、日本のお巡りさんはアメリカのお巡りさんみたいに、いきなり銃を突きつけたりしませんから、まだ良いですね。